学級通信、保護者向けのお知らせ、自治体の広報紙。こうした配布物にイラストを使う場面は多いのですが、営利目的ではないからといって何でも使えるわけではありません。実務でつまずきやすい点を、確認する順にまとめます。

「非営利だから自由に使える」わけではない
著作権法には非営利・無償の上演等に関する例外規定がありますが、それは配布物へ画像を複製することをすべて許すものではありません。学校や自治体が発行するものであっても、素材サイトの利用規約に従う必要があります。
一方で、多くのフリー素材サイトは学校・公共の用途を明確に許可しています。規約を読めば済む話なので、使う前に一度目を通しておくのが確実です。
印刷物での使用が許可されているか
Web用途は許可していても、印刷物を別扱いにしているサイトがあります。おたよりや広報紙は印刷して配るものなので、ここは特に確認が必要です。「Webサイトでの使用」としか書かれていない場合は、印刷が想定されていない可能性があります。
配布部数や配布範囲の制限に注意
サイトによっては、配布部数の上限を設けていることがあります。学校全体・自治体全域への配布は部数が大きくなりがちなので、制限の有無を見ておくと安心です。上限が書かれている場合、超える見込みなら別のサイトを探すか、問い合わせて確認しましょう。

解像度を確認する
画面で見て問題なくても、印刷すると粗く見えることがあります。紙面の1/4程度の大きさで使うなら1000ピクセル以上を目安にすると失敗が減ります。小さく使う場合はそれほど気にする必要はありません。
モノクロ印刷が多い配布物では、色の濃淡が近い配色だと印刷後に見分けがつかなくなることがあります。心配な場合は、一度モノクロで試し刷りしておくと確実です。
特定の人物・団体を想起させないものを選ぶ
配布物という性質上、特定の児童・保護者・職員を想起させる表現は避けたほうが無難です。髪型や体型、持ち物などが実在の誰かと重なると、意図せず個人を指しているように受け取られることがあります。
汎用的で、誰かを名指ししていないイラストを選ぶことをおすすめします。実在の学校名・企業ロゴ・キャラクターに似た要素が入っていないかも、配布前に確認しておきましょう。
差し替えやすい形で使う
配布物は毎年・毎月作り直すものです。素材のファイル名と入手元を控えておくと、翌年に同じテイストで揃えたいときに探し直す手間が省けます。素材サイトが閉鎖された場合に備え、使った素材は手元にも保存しておくと安心です。
Visual Hubの場合
当サイトの素材は、印刷物(チラシ、ポスター等)への使用を利用規約で明示的に許可しています。クレジット表記も不要です。配布部数を含む詳しい条件は利用規約をご確認ください。
実在の人物・キャラクター・企業ロゴを想起させる要素を避けて生成しており、入学式、運動会、文化祭、三者面談、市役所の窓口、交通安全教室といった、学校行事や自治体の業務の場面を用意しています。