.webpという見慣れない拡張子のファイルをダウンロードして、開けずに戸惑った経験はないでしょうか。WebPは決して特殊な形式ではありませんが、環境によっては一手間が必要になります。

WebPは何のための形式か
WebPはGoogleが開発した画像形式で、同じ見た目のままJPEGやPNGよりファイルサイズを小さくできるのが特長です。ページの表示速度に直結するため、Webサイトで広く使われています。透過(背景の透明化)にも対応しており、PNGの代わりとしても使えます。
サイズが小さいということは、ダウンロードが速く、通信量も少なくて済むということです。スマートフォンで見る人が多いサイトほど効果が大きくなります。
ブラウザではそのまま見られる
Chrome、Edge、Firefox、Safariなど主要なブラウザは、いずれもWebPを表示できます。ファイルをブラウザのウィンドウにドラッグ&ドロップすれば中身を確認できるので、「開けない」と感じる場面の多くは、ブラウザ以外のソフトで起きています。

Officeで使う場合
Microsoft 365のデスクトップ版(Windows/macOS)は、バージョン2402以降でWebPの挿入に対応しています。「挿入」→「画像」→「このデバイス」から通常どおり選べます。
ただしそれより古いバージョンのOfficeでは挿入できません。Web版のOfficeも対応が限定的です。職場のパソコンでバージョンを変更できない場合もあるので、うまくいかないときは次のいずれかで回避してください。
- ブラウザでWebPを開き、右クリックから「名前を付けて画像を保存」でPNGとして保存する
- Windowsの「ペイント」で開き、PNGまたはJPEGとして保存し直す
- macOSの「プレビュー」で開き、「書き出す」からフォーマットを変更する
- オンラインの変換ツールを使う(業務資料の場合、外部サービスへのアップロード可否は組織のルールをご確認ください)
印刷に使えるか
手元のプリンタで印刷する分には問題ありません。ただし印刷会社に入稿する場合、WebPを受け付けていないことがあります。入稿前に対応形式を確認し、必要ならPNGやPDFに変換してください。
透過が必要な場合
WebPは透過に対応していますが、変換の方法によっては透明部分が白く塗りつぶされることがあります。透過を維持したい場合は、変換先をPNGにして、変換後に背景が透明のままか確認してください。JPEGは透過に対応していないため、必ず背景が塗りつぶされます。
Visual Hubの素材について
当サイトはWebP形式で素材を配布しています。ファイルサイズが小さく、ダウンロードもページ表示も速いためです。PNGが必要な場合は、上記の方法で変換してお使いください。加工・変換は利用規約で許可しています。