アイキャッチ画像は、記事の先頭だけでなく、SNSでシェアされたときのカードや、ブログの記事一覧にも使われます。そのたびに決まった比率で切り抜かれるので、サイズは「どの比率で切られても大事なものが残るか」で決めます。基準にするなら1200×630ピクセルです。

1200×630が基準になる理由
Facebookの開発者向けドキュメントは、リンクをシェアしたときの画像について、高解像度の端末で綺麗に表示するには1200×630ピクセル以上を使うよう勧めています。大きな画像つきの表示にするには少なくとも600×315ピクセルが必要で、それより小さいと小さな表示になります。許される最小は200×200ピクセルです。
1200×630は約1.91:1の横長です。この比率で作っておけば、シェアされたときに大きなカードで表示されます。
横長の素材は、どこまで切れるか
手元の素材がちょうど1.91:1とは限りません。当サイトの横長素材は1408×768ピクセル(約1.83:1)です。この素材を別の比率で切り抜くと、どこが残るかを枠で示します。枠の外の暗い部分が切り落とされる範囲です。

1.91:1は素材よりわずかに横長なので、上下が少し削れるだけです。人物の頭や手元が端に寄っていなければ、そのまま使えます。

16:9は素材よりわずかに縦長なので、今度は左右が少し削れます。こちらもほとんど影響はありません。

正方形に切られると、左右が大きく落ちます。ブログのテーマによっては記事一覧のサムネイルを正方形で並べるものがあり、その場合に残るのは中央の部分だけです。主役が画面の端に寄った素材は、一覧で何の記事か分からなくなります。アイキャッチには、主役が中央付近にいる素材を選ぶのがいちばん確実です。
文字を重ねるなら余白のある構図を選ぶ
アイキャッチにタイトル文字を重ねるなら、描き込みの少ない場所がある構図を選びます。ただし正方形に切られる可能性があるなら、文字も中央寄りに置かないと一覧で途切れます。文字を置く場所の選び方は「研修スライドのイラストは、置くページを選ぶと効く」でスライドを例に比べています。
記事内の挿絵は別の考え方でよい
アイキャッチと記事内の挿絵は役割が違います。挿絵は本文の幅に収まればよく、切り抜かれることもないので、正方形でも縦長でも問題ありません。手順の説明図のように細部を見せたい画像は、正方形や縦長のほうが読みやすくなります。
ファイルサイズも見ておく
寸法が適切でも、ファイルが重いとページの表示が遅くなります。当サイトの横長素材を3枚測ると、WebPで1枚65〜210KBほどでした。同じ絵をPNGにすると6〜8倍の大きさになります。形式ごとの違いは「WebPとは?ダウンロードした画像が開けないときの対処法」に実測値を載せています。
参考にした資料
- Meta for Developers「Images in Link Shares」
※2026年9月、執筆時点の情報です。