素材画像の alt テキストには何を書くか

ダウンロードした素材をサイトに置くとき、alt 属性に何を書くか迷う場面があります。素材ページの説明文をそのまま貼るのが最善とは限りません。同じ1枚の絵でも、置き方によって書くべきことが変わるからです。実際に1枚を3通りに置いて比べます。

机の上のノートパソコンとレイアウト用紙のイラスト
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alt には「その画像がその場所で伝えていること」を書く

alt テキストは、画像が表示されない環境や読み上げ環境で、画像の代わりに読まれる文です。書くべきは画像の見た目ではなく、その画像がその場所で伝えている内容です。W3C のアクセシビリティ解説(WAI)は、装飾のための画像には空の alt を使い、隣の文章がすでに内容を説明している画像にも空の alt を使えるとしています。

置き方1:記事の区切りに置いた飾り

「オンライン面接の準備」という記事の見出しの下に、雰囲気づくりとしてこの絵を置いた場合です。

空にする
<img src="interview.webp" alt="">
内容を伝えていない飾りなので、空の alt にする。読み上げ環境はこの画像を飛ばす。この素材をダウンロード →

属性ごと省略するのとは違います。省略すると、環境によってはファイル名が読み上げられます。空で書くことが「意図的に説明不要とした」という表明になります。

置き方2:手順を説明する図として置いた

「面接は自宅から受けていただけます」という案内の横に置き、絵そのものが「自宅から、パソコンで受ける」ことを伝えている場合です。

伝えている内容を書く
<img src="interview.webp" alt="自宅の机からノートパソコンで面接を受ける様子">
絵が案内の一部になっているので、絵が伝えている内容を書く。画風や色は書かない。

置き方3:すぐ下にキャプションがある

図の下に「自宅の机からノートパソコンで面接を受ける様子」というキャプションを付けた場合です。同じことを alt にも書くと、読み上げ環境では同じ文が2度続きます。この場合は alt を空にします。

避けたい書き方

素材ページの説明をそのまま貼る
<img src="interview.webp" alt="オンライン面接のイラスト">
素材を探す人に向けた説明で、置いた場所の文脈と関係がない。「イラスト」という語も読み上げでは不要。
検索語を詰め込む
<img src="interview.webp" alt="面接 イラスト 無料 オンライン面接 テレワーク 転職">
読み上げ環境では単語の羅列が読まれるだけになる。検索のために alt を書くと、本来の目的から外れる。

長さの目安

1文で足りることがほとんどです。詳しい説明が必要な図表なら、本文中に書いて alt からはそちらを参照させます。alt に長文を入れると、途中で止められない読み上げ環境では負担になります。

Visual Hubの素材について

当サイトの素材には日本語・英語・中国語・韓国語の説明文を用意していますが、これは素材を探すためのものです。サイトに置くときは、上のように置いた文脈に合わせて書き直してください。

参考にした資料

  • W3C WAI「Decorative Images」

※2026年9月、執筆時点の情報です。